■ 読書備忘録(ビジネススキル、税務等に関する書籍の読書備忘録。キーエッセンスのみを引用。参考になれば幸い。)

・難しいのは情報不足では無く、情報過多のとき。

・情報収集に付きまとう難問は雑音(ノイズ)にある。有益な情報より無益な情報の方が断然多い。

・画像は特に正しく読み取る必要がある。物事を明らかにするがしばしば混乱を招く。画像に信頼を置き過ぎていないか?「画像こそ真実である」という概念は通用しないこともある。

・結果論では自明なことが、実際に何か起きる前に明らかだったことはめったにない。

■ 私見
① データを収集して、
② そのデータを分析し、
③ その結果、得られた知見によって、
④ 自分で行動したり、相手にアドバイスをする。

税理士やコンサルタントはこのようなタスクは日常業務である。
①~④ の順番の流れでの中で③が一番難しい。③とは、集めたデータを分析した結果を統合(分かったことをまとめる)する、つまり「分かった結果って一体なんなの?」が難しい。しかし、その前提であるデータの集め方や集まったデータそのものに大量のムダなものや参考にならないようなものがあれば、間違った行動やアドバイス(つまり④)に行きつくことがある。よくよく留意しなければならない。
情報収集はクライアントに結果を指し示すための、素材であるが、その素材をどう選びどう活かすかが真骨頂と考える。
収集 → 分析 → 統合 → アドバイス のプロセスで成果物をクライアントに提供する。
料理でいえば、
仕入 → 調理 → 盛り付け → お客のテーブルに料理を置く のプロセスになるだろう。

Posted by:TAXDESIGN_Naoki Miyamoto

TDA株式会社代表取締役兼CEO & Founder, 税理士

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